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重症度別!脳梗塞後遺症後の上肢の自主トレーニング方法!



脳卒中(脳梗塞/脳出血)の後遺症により運動麻痺などがあると、腕が上がらない、指先が細かく使えないなどのお悩みを持つ方にたくさんお会いすることがあります。


今回は、肩、前腕、手、複合運動の4部に分けて、自主トレーニング方法について、重症度別にご紹介していきたいと思います。


最後になる4回目の今回は【上肢(複合運動)】を中心とした自主トレーニングをご紹介していきたいと思います。


目次

 重度

 軽度


複合運動ってどんな運動?

複合運動とは、複数の関節が同時に、または順番にいろいろな方向に向かって複雑に動く状態の運動を指します。


例えば、ボールを投げたりする運動はボールを握りながら肩や肘、手首を順番に動かします。


この動かすときに各関節ともに微妙な力加減が必要であり、最後には指を離す動きが必要になります。


このように複雑な力加減や細かい関節の運動を必要とする運動を複合運動と言います。


特に、何かしらの物を使用するときは複合運動が必要になることが多くあります。


前回までの3回のブログでは、腕の関節や動きについて、関節1つだけの動きに特化した自主トレーニングをご紹介してきました。


しかし、脳梗塞の後遺症があると、1つの関節を動かすと他の関節も同じ方向に動いてしまうという共同運動パターンや連合反応などの症状がみられることも多くあります。


そのため、肩と肘、肘と手首、手首と指先など様々な方向に関節を動かそうとすると難しいという方も多く見られます。


また、力加減を調整することも、脳梗塞の後遺症があると難しいという方がいらっしゃいます。


力加減については、感覚障害の影響で、物に触れている時の感覚や、ご自身がどの程度の力で触っているのかの感覚が正しく脳に伝わらないことで起こります。


力加減ができないことで、より共同運動パターンや連合反応を増強してしまうといった悪循環が原因で複合運動が難しいと言われています。


特に手首~指先にかけては、複数の関節が複雑につなぎ合わさっていることから様々な方向への運動や微妙な力加減を必要とするため難易度は上がります。


そのため、まずは一つの関節を動かす練習をしていく必要があります。


各関節の運動ができるようになってから複合運動に進むように、段階を踏むことで正しい力加減や運動の方向を再獲得することに繋げやすくなります。


上肢全体の重症度分類

テスト1


  1. 小さい前ならえの姿勢をとります

  2. 掌を天井に向けるように腕を捻ります

不可能⇒重度


テスト2


  1. 腕を軽く伸ばします

  2. 手を握った状態で軽く手首を反らします

  3. 小指だけを伸ばします

不可能⇒中等度

可能⇒軽度


複合運動の自主トレーニング方法


重度


両手での肘屈伸

【目安回数】

20回×3セット


【方法】



  1. タオルなどを畳み、両手の手のひらの間に挟み持ちます

  2. タオルを持ったまま肘を曲げます

  3. 同様に肘を伸ばします

指曲がらないように注意しましょう


ワイピング運動

【目安回数】

左右各10回×3セット


【方法】



  1. タオルを準備します

  2. 机の上にタオルを乗せ、その上に片手を乗せます

  3. ゆっくりと円を描くように机を拭きます

  4. 反対周りも同様に行います


中等度


ワイピング運動

【目安回数】

20回×2セット

【方法】


  1. タオルを準備します

  2. 壁から半歩離れた位置で壁に向かい立ちます

  3. 片手でタオルを壁に付けます

  4. 指を伸ばした状態を意識しながら天井に向かい、手を伸ばします

  5. ゆっくりと腕をおろしていきます


棒回し

【目安回数】

10回×3セット


【方法】


  1. ペットボトルやサランラップの芯などを準備します

  2. 片手でペットボトルを持ち、腕を伸ばします

  3. ペットボトルの口が下向きになるように腕を捻ります

  4. 反対側にも同様に捻ります


お盆持ち練習

【目安回数】

30秒×3セット


【方法】


  1. お盆のような板状の軽いものを準備します

  2. 両手を天井に向けます

  3. 両手の上にお盆を乗せます

  4. その状態を30秒間キープします


軽度


ボールを持ちながらの手首運動

【目安回数】

20回×2セット


【方法】



  1. 掌よりやや大きいくらいのボールを準備します

  2. 片手でボールを握ります

  3. 腕を真っすぐに伸ばします

  4. ボールを持ちながら手首を反らします

  5. 元の姿勢に戻ります


腕振り運動

【目安回数】

10回×3セット


【方法】


  1. 片手でペットボトルやサランラップの芯のような棒を握ります

  2. 小さい前ならえの姿勢をとりペットボトルが縦になるように姿勢を保ちます

  3. ゆっくりと頭の高さまで上げます

  4. ゆっくりと振り下ろします

  5. 腕を捻らず半円を描くように振り下ろすことを意識しましょう


今回ご紹介したトレーニングの他にもトレーニング方法はあります。


まずは生活場面でしっかりと麻痺側の手を使うように意識することが改善していくためには必要になります。


トレーニング方法や生活場面での麻痺側の手の使い方など、お困りのことがあればお気軽に御連絡いただければと思います。


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