お家にあるアイテムでリハビリを!―手のリハビリ編―
- strokegym
- 8 分前
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こんにちは!
ストロークジムです!
今回はお家にあるものや100円均一ショップなどで簡単に手に入る道具を使ったリハビリ方法やマッサージやストレッチの方法を4回に分けてご紹介していきたいと思います。
初回の今回は【手のリハビリ】について道具の選び方や使い方のポイントをご紹介していこうと思います!
目次
手のリハビリが大切な理由
毎日の生活で、私たちは無意識のうちに手をたくさん使っています。
ごはんを食べる、服を着る、顔を洗う、文字を書く…こうした動作はすべて「手の動き」があってこそできることです。
ところが、脳卒中(脳梗塞/脳出血)などが原因で手の動きが悪くなると、「ボタンがとめにくい」「お箸が使いにくい」「細かい作業ができない」といった困りごとが増えてきます。
このようなときに役立つのが「手のリハビリ」です。
指を動かす練習や、握る・つまむといった動作のトレーニングを行うことで、少しずつ手の動きや感覚がよくなり、できることが増えていきます。
手の感覚や動きを良くしていくためには様々な【物】に触れることが大切です。
どのような力加減で、どのようにしたら手が動くのかを考えながら練習していきましょう。
洗濯ばさみを使ったリハビリ
特につまみ動作が苦手という方は是非洗濯ばさみを使った練習方法を行ってみてください。
つかみ方や使い方によって様々な練習が行えるので、ご自宅でのリハビリの参考にしてみてください!
ポイント1 洗濯ばさみの種類を選ぶ

洗濯ばさみと言っても実は色々な種類があります。
通常の大きさの物や布団などを挟むタイプの物、プラスチックでできている物から木や金属でできている物など様々です。
まずは健側で使ってみて握りやすいか、握った時の硬さや持ちやすさなどを確認してからトレーニングに移りましょう。
ポイント2 つかみ方

親指と人差し指の根元で持つ方法
親指の腹と人差し指の根元で持つ方法
親指と人差し指の腹同士で持つ方法
つかみ方だけでも大まかに言って上記のような3パターンがあります。
またつかみ方の他にもつかむ方向も練習には工夫が必要です。
上や下からの他に水平からつかむなど様々な方向に動かしてみて苦手な角度や位置がないか確認してみましょう。
【練習方法例】
洗濯ばさみで紙やタオルなど薄手の物を挟む
洗濯ばさみでお米やビーズなどの細かいものを摘まんで移動させる…etc
タオルを使ったリハビリ

タオルはどのご家庭にも必ずあるものです。
手を拭くための道具であり、なじみ深いものでもあるのでリハビリの場面でも良く活用されます。
そのため、ご自宅にあるタオルがどのような物か、しっかりと確認しながら使っていきましょう。
ポイント1 タオルの材質
布の種類としては、
ポリエステル
綿(コットン)
麻(リネン)
があります。
また、タオルの厚さや触り心地などもしっかりと健側で確認しながらリハビリを行っていきましょう。
ポイント2 持ち方
タオルは柔らかく、様々な形に変化させることができます。
筒状にしたり伸ばして使ったり、折りたたんだり、丸めたりなどができます。
どのような手の動きの練習をするかによって、タオルの形を決定するようにしましょう。
【練習方法例】
タオルを畳む(両手で操作)
タオルを指先で集める
タオルで物(机やボール、ペットボトルなどなんでもOK)を拭く動作をする
タオルを絞る動作をする…etc
服を使ったリハビリ

服と言っても上衣(シャツやトレーナーなど上半身に身に着ける服)と下衣(ズボンやスカートなどの下半身に身に着けるの服)、下着(肌着やパンツなどの服)、靴下などがあります。
また夏冬用でも厚さや材質が違ったり、服の種類によっては素材が違うものがあるので、様々な練習が行えます。
ポイント1 練習に使うのは普段着ることが多い服で練習を!
普段着ることが多い服は触りなれていたり、操作し慣れていたりします。
練習のはじめは着慣れた服で練習をしてみましょう。
ポイント2 着て練習ではなく机に置いて練習を!
着た状態でチャックやボタンの操作は難しい場合があります。
まずは机の上に置いた状態で練習をしてみましょう。
【練習方法例】
パーカーやジャンパーなどのチャックの開け閉めの練習をする
シャツのボタンのつけ外しの練習をする
ズボンの紐を結ぶ練習をする
服を畳む練習をする…etc
今回ご紹介した方法の他にもご自宅にあるもので行える練習はいっぱいあります。
どのようなものを使うのか、どのように練習をするのかはお身体の状態に合わせて選択するようにしましょう。
トレーニング方法については専門家(理学療法士・作業療法士など)や担当リハビリスタッフと相談しながら進めるようにしましょう。
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