転倒防止のカギ!毎日のバランス強化法!―バランス編―
- strokegym
- 4月24日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前

最近の北海道もかなり暖かく雪解けも進んできましたね!
暖かくなり、雪も少なくなってくると外出する機会が増えてくるかと思います。
しかし、一冬の間、自宅にいることが多かった方やバランス力に自信を無くしてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回はバランス力強化を4部に分けてご紹介していこうと思います!
4回目の今回は【バランス】についてご紹介していきたいと思います。
目次
バランス低下の要因
筋力の低下
下半身の筋力が低下すると、ふらつきや転倒のリスクが高まる原因になります。
特に大腿四頭筋や殿筋群が衰えると、立ち姿勢や歩行時の安定性が失われます。
また体幹の筋力が低下すると猫背になったり、足が持ち上がりにくくなり躓きやすくなったりなど転倒リスクが高まります。
筋力低下が起きないように、毎日少しずつのトレーニングを意識して行うようにする必要があります。
前庭機能(平衡感覚)の低下
カレイなどにより耳の奥にある前庭器官が衰えると、平衡感覚が低下します。
これにより、ちょっとした揺れでふらつきやすくなります。
脳卒中(脳梗塞/脳出血)の後遺症の中には小脳や脳幹の損傷により、めまいや眼振、頭の位置の変化に対応できなくなるなどの症状が起こることがあります。
加齢だけでなく、脳卒中の症状の場合もあるので原因により対処方法を検討する必要があります。
めまいやふらつきが強い場合は医療機関を受診するようにしましょう。
麻痺側への荷重不足
麻痺側に体重をかけることを避けると、バランスが偏りやすくなり、健側に倒れやすくなります。
麻痺側に体重をかける感覚や筋力低下、足のこわばりなど様々な原因があるので、専門家(理学療法士/作業療法士等)に相談しながら荷重方法を検討していくことが必要になります。
バランストレーニング方法
バランス能力を強化するためには、体幹や下半身の筋力を鍛える運動と、姿勢制御を鍛えるバランス練習が効果的です。
片足立ちトレーニング
【方法】

壁や手すりの近くで立ちます
片方の足に全体重を乗せ、もう片方の足をゆっくりと上げます
10秒ほど片足立ちをキープします
反対側も同様に行います
バランスを崩しやすい場合やバランスに不安がある場合は手すりや壁につかまったりもたれたりしながら行いましょう
【回数】
左右各10秒×3セット
前後ステップトレーニング
【方法】

足を一歩前に踏み出して2秒キープし、元に戻ります。
次に後ろへ一歩踏み出して2秒キープします。
※動作はゆっくりと行うようにしましょう
【回数】
左右各10回ずつ
このほかにもトレーニング方法はありますが、お身体の状態に合わせてトレーニング方法を選択する必要があります。
まずはお身体の状態やトレーニング方法について担当のリハビリスタッフや専門家(理学療法士/作業療法士など)に相談しトレーニング方法を選択していきましょう。
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