
こんにちは!ストロークジムです!
最近の北海道では日中は暖かくても朝晩になると急に冷え込むことが多くなってきているのでインフルエンザや風邪などに気を付けていきたいですね!
今回は脳卒中(脳梗塞/脳出血)を発症してから退院するまでのリハビリの流れ、退院した後に受けられるリハビリについてご紹介したいと思います!
目次
発症から退院までの流れ
脳卒中の治療では発症してから治療が開始されるまでの時間を短くすることが重要と言われています。
発症してすぐの間であれば行える治療方法があったり、治療の開始が遅れてしまうと後遺症が残りやすく、かつ重篤になりやすいため治療はすぐに始める必要があります。
そのため、なにかおかしいな?と思ったらすぐに受診するようにしましょう。
急性期リハビリ
脳卒中の発症直後の期間は急性期と呼ばれます
この段階では専門医による治療と並行しリハビリが実施されます。
急性期では、意識状態や麻痺の程度によって差はありますが、以下のようなリハビリを行います。
・関節運動
・離床練習
・立ち上がり練習など
これらのリハビリでは血圧や脈拍などの状態を随時確認・管理しながら行われます。
急性期では、症状(血圧の状態や出血・梗塞の状態)が落ち着くまで治療が行われます。
回復期リハビリ
急性期の後は、回復期に移行します。
この段階では発症した日から最大で180日間リハビリを受けることができます。
回復期リハビリでは“自宅で生活するために必要な能力の再獲得”、“心身機能の向上”を目的にリハビリが行われます。
リハビリの内容はその人の生活環境や能力などにより変化するため、行われる内容も多岐に渡ります。
退院後に受けられるリハビリについて
急性期・回復期の後は維持期と言われ、心身機能低下を防ぎつつ過ごすことが必要になります。
自宅で過ごす場合にも、心身機能を維持するためには定期的に身体を動かすようにする必要がありますが、普段の生活場面では体を動かすことが少ないという方も少なくありません。
また、生活はできるけど復職には至っていない、趣味のためにももっと体を動かせるようになりたいなどの希望もある方も多くいらっしゃいます。
そのためには維持期においてもリハビリを積極的に行っていくことが大切になります。
維持期のリハビリになると医療保険を活用するか介護保険を活用したリハビリ、または保険を活用しないリハビリを受けることができます。
維持期で使用できるリハビリの種類を知り、どのリハビリを活用するかを検討しましょう。
維持期リハビリの種類
訪問リハビリ
リハビリ専門職が自宅を訪問し、個々の生活環境に合わせた訓練を実施します。
訪問リハビリは介護保険(又は医療保険)内で行われるため、利用するためには要介護認定が必要になります。
※申請方法についてはお近くの市町村役場の窓口でお問い合わせください。
外来リハビリ
通院してリハビリを受ける形式で、医療機関やリハビリセンターで行われます。
元々入院していた病院で外来リハビリが行われる場合や、病院からの紹介状により外来リハビリを行っている病院に通院することが可能です。
医療保険を活用し、リハビリを受けることができますが、期限や、1日の内に行えるリハビリの時間に上限があります。
自費リハビリ
公的保険外で提供されるリハビリサービスで、より個別化されたプログラムや先進的な機器を利用できます。
費用負担は高額ですが、期限に上限がなくリハビリを受けることができます。
障害福祉サービス(機能訓練)
障害者総合支援法に基づく福祉サービスの一環で、日常生活や就労に必要な機能の維持・改善を目的とした訓練が受けられます。
18歳~65歳未満の方がご利用できるサービスであり、専門施設や地域の福祉センターを通じて利用できます。
費用については、収入により前後しますが原則1割負担となっています。
※利用するためには市町村への申請が必要になるため、詳しくは市町村役場の窓口までお問い合わせください。
オンラインリハビリ
自宅にいながら専門家の指導を受けられるリモート形式のリハビリです。
特に若年者に向けて、柔軟な時間帯でのトレーニングや個別指導が可能です。
上記のように維持期で活用できるリハビリの種類は多くあります。
また利用に伴い、市町村などへの申請が必要な場合も多くあります。
どのようなリハビリを受けるか、どこで受けるかはお身体の状態や通える範囲だけでなく、どのようなスタッフが対応するのか、通える期限や費用など様々な点でご検討いただく必要があります。
施設によっては体験や見学などをしている施設もあるので、ご自身が受けたいリハビリができるのか、目標を達成するために必要なことを相談できる施設なのかを確認しながら施設を選んでいきましょう。
ストロークジムでは、
「お一人お一人に合わせたオーダーメイドのリハビリをマンツーマンの完全個別対応」
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