【片麻痺の方の下肢装具〜種類や制度について〜】



皆様こんにちは!


ブログがすっかりご無沙汰してしまいましたが・・ストロークジムは毎日忙しくさせていただいております。


(最近は定員状態となり、体験会のご予約も取りにくくなってしまっております・・誠に申し訳ございません。)


ブログの方は、改めてしっかり更新していきたいと思います!


さて、前回のブログから3ヶ月が経過し、北海道もすっかり暖かくなってきました。


根雪がある時期はなかなか外出しにくかったという方も、そろそろ少しお散歩などしたくなる季節ではないでしょうか。


ここでちょっと質問です。


あなたの装具は、あなたの体に合っていますか?


作成当時はしっかり採寸してもらってピッタリだった装具も、時間の経過とともに徐々に変形していったり部品が劣化したりします。


装具を使用する側も、足の太さや随意性が変化したり、活動性が上がったりなどの理由で、装具が合わなくなるのは珍しいことではありません。


ここでまず、脳血管疾患後の片麻痺の方に用いられる主な下肢装具の種類と、それぞれの特徴を紹介します。


【プラスチック短下肢装具】


麻痺が比較的軽度の人向けの装具で、歩く時につま先が十分にあがらず引っかかってしまうなどを防ぐのに効果的です。軽くて着脱も比較的簡単ですが、プラスチックなので耐久性にはやや欠けるといえます。

装具の上から靴を履くタイプなので、自宅内と外で同じ装具を使うことができます。


【金属支柱付き短下肢装具】


文字通り、金属の支柱がついている装具です。プラスチックのものよりもしっかりしているので、中等度以上の麻痺があり、ある程度の支持性が必要な人向けです。金属なので重たく、着脱にもやや時間がかかります。

靴と一体化しているため、外出時にのみ使用する方が多いようです。


装具が合わないと感じたら?


装具が合わないと感じたら、もちろん修理したり新しいものに作り替えるのがベストですが、その際、費用が気になる方もいるかと思います。


装具を作る際に使える制度は複数あり、やや複雑なのですが、今回は「身体障害者手帳」をお持ちの方、ということで説明していきましょう。


「身体障害者手帳」をお持ちであれば、装具作成の際の自己負担額は1割となっており、残りの9割は支給されます。(世帯の所得により負担の上限が定められていたり、逆に支給対象外となったりします。)


すでに装具を作成した方でも「耐用年数を超えている」とみなされた場合は、新しい装具を作成・購入することができ、費用の再支給を受けることが可能です。


耐用年数の目安としては、プラスチック短下肢装具が2年、金属支柱付き短下肢装具が3年で、これよりも使用期間が短い場合は原則「修理」となります。その際の修理費も支給対象ではありますが、対象外のケースもあり、先に市区町村の担当窓口に「修理申請」をし、支給決定後に修理という流れをとります。


2つ使い分けたい場合は?


今の装具も使うことはできるけれど、2つあるともっと活動範囲が広がるのでは?という方もいらっしゃるかもしれません。


原則的には、一種の装具を2つ使い分けることはできませんが、「使い分けが必要」とみなされた場合には2つめの装具も支給対象となります。まずは、主治医や義肢装具士、リハビリ担当などに相談してみてください。


あなたの装具は、あなたの体に合っていますか?


特に不便を感じていないという方も、ぜひ一度チェックしてみてください。

装具をきちんと合わせて歩いたら、メガネを新しいものに変えた時のように、驚くほど世界が変わるかもしれませんよ。


※装具が合っているかどうかのチェックポイントはこちらを参考にしてみてください。

https://www.nou-reha.jp/post/column-blog-reha14