障害福祉サービスを知ろう!自立訓練(機能訓練)とは!?―施設選択のコツ編―
- strokegym
- 3月27日
- 読了時間: 5分
更新日:3月31日

以前ブログ(リハビリに関わる制度を知っていますか?医療保険、介護保険、障害者総合支援法について)でも簡単に障害者総合支援法についてご紹介しました。
今回は障害福祉サービスにはいくつか利用できるサービスがありその中でも自立訓練(機能訓練)というサービスの“サービス内容”、“申請方法”、“プログラム”、“施設を選ぶコツ”の4部に分けて詳しくご紹介していこうと思います!
4回目の今回は、どんな施設があるのか、どうやって選べばいいのかの “施設を選ぶコツ”についてご紹介していこうと思います!
目次
施設の種類を知ろう
自立訓練(機能訓練)の施設には、さまざまな種類があります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った施設を選びましょう。
① 医療系リハビリ施設
医師や理学療法士が在籍し、医学的なフォローを受けながらリハビリが行えます。
病院の系列施設などが該当します。
医療的なフォロー(例:呼吸器疾患で酸素を使用している、心疾患によりモニター管理が必要など)が必要な方の場合はこちらを選択いただくと安心してリハビリを継続いただけるかと思います。
② 介護施設内の機能訓練プログラム
介護サービスと並行して、日常生活動作の向上を目指す訓練を実施する施設です。
保険内容は障害福祉サービスを活用していますが、介護保険を利用されている方と一緒にリハビリを受ける施設となっています。
幅広い年齢層の方と関わることができるため、社会復帰を目指す場合やコミュニケーションのトレーニングに重点を置きたい方におすすめです。
③ 自立訓練(機能訓練)施設
障害福祉サービスの一環として提供され、日常生活や社会参加のための訓練を実施する施設です。
復職や職場復帰などに特化した施設や、在宅生活に重点を置いた施設などがあるため、どのような点に重点を置いてリハビリをしているのかを確認しましょう。
サービス内容をチェックしよう

同じ機能訓練施設でも、提供されるプログラムやサポート体制には違いがあります。
事前に確認しておくべきポイントを紹介します。
① 訓練プログラムの内容
個別プログラムが用意されているか
希望する目標に沿ったプログラムが用意されているか
② スタッフの資格や経験
理学療法士・作業療法士、柔道整復師などの専門職が在籍しているか
利用者に寄り添ったサポートをしてくれるか
③ 施設の設備
トレーニング機器やリハビリスペースが整っているか
バリアフリー設計になっているか(特にトイレや入口など)
自分が求めるリハビリ内容が含まれているかを確認しましょう。
施設の利用者の声を聞いてみよう
実際に施設を見学したり、利用者の口コミを調べたりすることで、施設の雰囲気をつかむことができます。
① 施設見学のポイント
スタッフの対応が親切か
利用者同士の交流が活発か
清潔感があり、設備が整っているか
② 利用者の口コミをチェック
「ここに通ってよかった」という声が多いか
訓練の効果を実感している利用者が多いか
実際の利用者の声を聞くことで、よりリアルな情報を得られます。
ホームページがあり、しっかりと利用者の声や施設の雰囲気を見られる施設もあるので、見学などの前にホームページなども参考にしてみましょう。
また施設によっては、見学の他にも体験利用できる施設もあるので、見学と体験を別でできる施設かどうかも問い合わせて確認してみましょう。
自分の目標に合った施設を選ぶ
施設を選ぶ際は、「自分が何を目指しているのか」を明確にすることが大切です。
目標ごとの施設の選び方
ご自身が達成したい目標がそれぞれにあるかと思います。
しかし、目標を達成するために施設に設備が足りなかったり補助が十分でないと、目標達成は難しくなってしまいます。
そのため、目標にあった施設を選ぶようにしましょう。
例えば・・・
歩行能力を向上させたい
⇒ 理学療法士や作業療法士が在籍している
⇒歩行訓練用のアイテム(トレッドミルやロボットリハビリ、低周波治療器など)が充実している
日常生活の自立を目指したい
⇒作業療法士などの専門家が在籍している
⇒個別リハビリで練習の対応をしてくれる
社会参加をしたい
⇒コミュニケーション訓練や外出サポートがある施設を選ぶ
⇒集団リハビリなど周囲との関わりが持てるようなプランがある
目的に合った施設を選ぶことで、より効果的な機能訓練が受けられます。
まずは、ご自身が何を目指してリハビリを希望するのかをしっかりと把握し、自立訓練(機能訓練)の施設を探していきましょう。
費用や利用条件を確認する
機能訓練施設によって、利用できる制度や料金が異なります。
必要な費用については事前に確認しておきましょう。
費用の確認ポイント
介護保険や障害福祉サービスの適用範囲
自費利用の場合の料金
送迎サービスの有無と料金
昼食や飲み物代などの別途料金の有無
利用条件の確認
年齢制限があるか
障害の程度による制限があるか
通所可能な日数や時間
送迎を受けられる距離
その他にも施設を選ぶために確認したい項目や費用面についての心配もあるかと思います。
まずは、どのような施設か、どれくらい費用が掛かるのか質問項目をまとめ、希望する施設に問い合わせをしてみましょう。
また、ケアマネージャーや相談支援専門員と言った、ご自身のケアを担当されているスタッフにどのような施設が利用できるのか、どのようなサービスがあるのかについて問い合わせ、相談をするようにしましょう。
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