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障害福祉サービスを知ろう!自立訓練(機能訓練)とは!?―プログラム編―

更新日:3月31日

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以前ブログ(リハビリに関わる制度を知っていますか?医療保険、介護保険、障害者総合支援法について)でも簡単に障害者総合支援法についてご紹介しました。


今回は障害福祉サービスにはいくつか利用できるサービスがありその中でも自立訓練(機能訓練)というサービスの“サービス内容”、“申請方法”、“プログラム”、“施設を選ぶコツ”の4部に分けて詳しくご紹介していこうと思います!


3回目の今回は、施設ではどんなことができるのかなどの“プログラム”についてご紹介していこうと思います!


目次


スケジュール

自立訓練(機能訓練)を受けてみたいけれど、「どんな流れで進むの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?


今回は、弊社の自立訓練(機能訓練)施設で行われている1日(半日)のスケジュールを例に、どのようなプログラムがあるのかをわかりやすく解説します!


チャレンジドジムパンフレットより一部抜粋
チャレンジドジムパンフレットより一部抜粋

スケジュール(午前の場合)

一般的な半日利用のスケジュールは以下のようになります。


9:00

施設に到着・健康チェック

到着後、まずは血圧や体温を測定し、その日の体調を確認します。


9:30

個別リハビリ(機能訓練)

一人ひとりの状態に合わせたプログラムで訓練を開始します。


身体機能や高次脳機能などの症状に合わせて専門家とマンツーマンでのリハビリが行われます。


9:55

個別リハビリ(能力訓練)

復職や日常生活動作に必要な能力のトレーニングが行われます。


10:20

自主トレ

お身体の状態や目標に合わせて必要なトレーニングを専門家が提案し、それを行ってもらいます。


10:45

ストレッチ・ピラティス

小集団で行われる運動です。


4~5人で行われることが多く、弊社のサービスではストレッチ、ピラティスの他にレッドコードなども行われます。


11:10

応用動作練習

個々の生活状況に合わせたより応用的な内容の練習を行います。


11:35

自主トレ

就労における自主トレを行います


12:05

帰宅準備・乗車


プログラムの内容

個別リハビリ

個々の目標、症状に合わせてマンツーマンのリハビリを行います。


脳卒中(脳梗塞/脳出血)などの後遺症による手の麻痺のリハビリや歩行練習、バランス練習など必要に応じたトレーニングを理学療法士や作業療法士、柔道整復師などの専門職とマンツーマンで行います。


また嚥下障害や失語症などのトレーニングなども、言語聴覚士がマンツーマンでトレーニングを行います。


高次脳機能訓練

脳卒中(脳出血/脳梗塞)後遺症の内の1つである高次脳機能障害は復職や日常生活場面になって問題になることがあります。


作業療法士・言語聴覚士などの専門職が復職・日常生活に向けて必要なトレーニングを個別に行います。


言語訓練

失語症や構音障害などによる【話しにくさ】に対してリハビリを行います。


発音や口腔内トレーニング、コミュニケーション能力の向上などのトレーニングを言語聴覚士などの専門職が個別にトレーニングを行います。


応用動作練習

個々の生活状況に合わせ、応用的な内容の練習を行います。


出勤するためにバスや電車に乗る必要がある方の場合などは公共交通機関を使う練習をしたり、買い物に行くことがある方は買うものを決めたり、カートを押したり、お金を払ったりなどの動作が必要になります。


動作が行えるかスタッフと一緒に確認をしながら行います。


グループトレーニング

数名での小集団でストレッチやピラティス、レッドコードなどの運動を行います。


他者と一緒に取り組むことで職場復帰に必要な集団行動を経験でき、社会復帰を目指します。


自主トレーニング

専門スタッフが考案したメニューをご自身で取り組みます。


筋トレや動作練習だけでなく、復職に必要な能力訓練なども自主トレとして行い、振り返りを行うことで就労に必要なポイントを見直す機会にもなります。




まずは、どのようなトレーニングやリハビリが必要なのか、そのリハビリが行える施設なのかを確認し、施設を選択していきましょう。


多くの施設では体験利用や相談会などを実施しているので、まずは気になる施設に相談したり、体験コースを利用してみましょう。




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