こんにちは!ストロークジムです。
皆さんは"自助具”というものを知っていますか?
最近ではホームセンターや100円均一でも目にすることが多くなり、日常生活でも多く浸透してきているので、目にされたこともあるかもしれません。
例えば、トイレの中にあるペーパーホルダーも片手で切れるようなものが増えてきています。
水道の蛇口のハンドルがレバー式になっているご家庭もありますが、これも元々は自助具でした。
今回はこの自助具についてお話していきたいと思います。
【目次】
1.福祉用具と自助具の違い
福祉用具とは「心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある老人又は心身障害者の日常生活上の便宜を図るための用具及びこれらの者の機能訓練のための用具並びに補装具をいう」(引用:福祉用具の研究及び普及の促進に関する法律)と定義があります。
自助具については決まった定義はありません。
Wikipediaでは、「心身機能・身体構造上の理由から日常生活で困難をきたしている動作を、可能な限り自分自身で容易に行えるように補助し、日常生活をより快適に送るために特別に工夫された道具である」としています。
このように、自助具とは福祉用具の内の狭義の1つとしてとらえることができます。
またどちらも使用する人の心身機能に合わせて作成し、また使用練習が必要になることから、専門のリハビリスタッフやアドバイザーからのアドバイスが大切になります。
2.自助具の種類
自助具の種類は人間の行う活動のすべてにあります。
日常生活でいえば
「食事動作」「整容動作」「更衣動作」「排泄動作」「入浴動作」 があります。
日常生活周辺動作では
「買い物」「洗濯」「掃除」「調理」「電話対応」などの「家事動作」や
「ゴルフ」や「ジョギング」などの「趣味活動」や「仕事」などの動作など無数にあります。
市販で売られているものは日常生活を補助する自助具が多いですが、作業療法士や理学療法士が取り扱う自助具は患者様の身体や動き、苦手とする動作に合わせて作成するため多岐にわたっています。
また自助具の種類も多いので「食事動作」の「箸操作」をとっても材質、長さ、太さ、重さなどを選ぶだけでなく、発売してるメーカーも多くあるため、その点を加味し、使用できるかを選ぶ必要があります。
3.自助具の選定方法
既製品の自助具は国内でも種類が増えていることや最近では多くの人に配慮した考えで作られたユニバーサルデザインの製品も出回るようになってきました。
しかし、使う人の生活環境や障害は一人ひとり異なるので使う人の「目的」や「身体機能」を理解した上で選ぶ必要があります。
また、選ぶ際には機能説明や仕様書だけでなく、その使い勝手をイメージすることが重要です。
特に、「サイズ」や「重さ」・「動き」など使う人に合っているか、介護用品ショップや福祉機器の展示場で実際に手に取って使用感を確認することも大切です。
では「具体的にはどうすればいいか?」ということに関しては
私たちを頼って頂けたらと思っています。
麻痺があっても使える自助具は多くあります。
次回から「各動作における自助具」を紹介していきますので楽しみにしてくだい。
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