
こんにちは!ストロークジムです。
前回は容器や食事動作の周辺環境について簡単にご紹介しました。
まだ見てない方はこちらからどうぞ!!
皆さんはご自身の身だしなみに気を付けていますか?
整容は身だしなみを整えるということで「髪を整える」「爪を切る」「顔を洗う」等あります。
他にも「髭を剃る」、「化粧をする」など人によってはする/しないが分かれるものも含まれます。
また、「手を洗うこと」も整容動作に含まれると思います。
現代社会ではコロナ禍ということもあり、「手洗い」「うがい」は必須になってきているのではないでしょうか?
そんな整容に注目していきたいと思います。
【目次】
1.整容の種類
整容動作は冒頭でもあるようにたくさんの動作があります。
また、それは身体のパーツごとにあるのかと思います。
まずは各場所の整容を挙げていきたいと思います。

簡単に挙げただけでもこれくらいあります。
中にはこれは自分はやらないという方もいると思います。
あくまで一例なのでこれ以外にもたくさんの整容動作があると思います。
2.手洗い動作
冒頭でも記載させて頂いた通り、現代社会ではコロナ渦ということもあり、感染対策である手洗いやマスクが重要視されています。
特に手洗いについてはやり方も様々ありますので、ここでは厚生労働省が提示している資料を活用したいと思います。
厚生労働省より:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000634132.pdf
厚生労働省の資料では手洗いの手順が6つあります。
手洗い動作は両手動作になりますので、片手が麻痺になることで非常に洗いにくさがあります。
また、中には麻痺している手は「痺れが強い」「痛みが強い」「拘縮によって手が伸びない」等の理由で洗えない方もいらっしゃいます。
そのために、自助具や我々の様なリハビリがあります。
3.整容動作の自助具3選
整容の種類で記載した通りたくさんの動作があります。
それに伴って自助具もたくさんあります。中でも良く用いられている自助具を3選お伝えしたいと思います。
〇固定式手洗いブラシ
こちらは市販されている商品です。
手を洗う際に、こすれないなどの理由で濡らすだけで終えている方は非常に多いと思います。
麻痺をしていない手を洗いたくてもうまく麻痺した手が動かず洗えないということが多いかと思います。
そのために使用されるのがこちらの「固定式手洗いブラシ」です。
こちらは洗面台に吸盤を付け固定させて、麻痺をしていない手をブラシにこすりつけて洗うものになります。

〇片麻痺用の歯ブラシ自助具
こちらも市販されているものではありますが、あまりメジャーではないかもしれません。
一人で歯磨きをされる時、歯ブラシの置き場に困ったことはありませんか?
また、歯磨き粉を付ける際に動いてしまってうまく歯ブラシに乗らないという方にはおススメです。
コップと一体型になったもので、市販のものになると口をゆすぐ際のコップ口も加工されており、麻痺があると口をすぼめたりするのも大変になりますが、そちらに関しても工夫さているそうです。
歯ブラシに歯磨き粉を付けるのが大変という方は「100円均一の歯ブラシスタンド」を洗面台に取り付けるのもいいかもしれませんね。
また、世の中には「壁付けの自動歯磨き粉ディスペンサー」というものもあるのでご自身であったものを探してみるのもいいかもしれませんね。

〇片麻痺用爪切り
こちらは麻痺になると両手で行わなくてはならない爪切り動作を片手で行えるために作られた自助具になります。
爪は髪の毛のように毎日伸びますし、髪と異なり深爪をしたら痛いなど、リスクがあります。
それを解消するために作られたのがこちらの自助具になります。
インターネット上では自作方法について記載されているものもありますし、既製品として売られているものもあります。
麻痺側は自力で行い、麻痺していない手はこちらの道具を使うという方法で行います。
しかし、足の爪を切ることや重度の片麻痺に伴い手が開かないという方は専門家の知恵や工夫が必要となります。

このほかにも必要に応じて整容動作用の自助具を作成することは可能です。
何ができなくて困るのかをご相談いただければと思います。
いかがでしたでしょうか?
できない動作を出来るようにするには訓練が必要です。
その方法についてはお体に合わせた適切な指導が必要となります。
その際には私たちを頼って頂けたらと思っています。
麻痺があっても使える自助具は多くあります。
次回は「自助具の紹介 整容編」を紹介していきますので楽しみにしてくだい。
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