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手の動きのリハビリシリーズ-粗大運動編-

strokegym

手のリハビリを始めようとするとき、多くの方が「どうすればいいんだろう?」と悩むかと思います。


手の動きは複雑かつ、細やかな動きを必要としており、ただ動かせば良いわけではなく、準備や段階を踏まえて行う必要があります。


手の動きを取り戻すためのリハビリを行うための方法を、“基本と準備”、“ウォーミングアップ”、“粗大運動”、“巧緻動作”の4段階に分けてご紹介していきたいと思います。


3回目は“粗大運動”についてご紹介していきたいと思います。


目次


粗大運動とは?

日常生活で必要な動作(物を持つ、服を着る、食事をするなど)をスムーズに行うためには、腕の可動域や筋力を改善することが不可欠です。


指先でつまむ、握るなどの動作も大切ですが、口元にスプーンを運ぶ時に肩や肘も一緒に動きますよね?


服を着るときに袖に手を通すときに腕を伸ばして袖を通したりもします。


このように腕を大きく動かす動作(粗大運動)は生活動作の中でも必要な動作になります。


具体的に上肢の粗大運動とは、肩・肘・手首を大きく動かす運動のことを指します。


日常生活では、以下のような動作が該当します。

  • 肩を上げる・下げる

  • 腕を前後・左右に振る

  • 両手で物を持つ・運ぶ

  • 服を着る・脱ぐ

  • 食事をする際にスプーンや箸を使うなど


これらの動作は、上肢全体の協調性や筋力を向上させるためにも重要な動作となります。


粗大運動トレーニング方法

では、具体的にどのようなトレーニングがあるのかいくつかご紹介していきたいと思います。


肩回し運動

  1. 肩をすくめます

  2. すくめたまま肩甲骨を寄せるようにして胸を広げます

  3. 肩を下げます

  4. 1に戻ります

  5. 5回ほど肩を回したら逆回りも行います


腕の上げ下ろし運動

  1. 椅子に座ります

  2. 両手でタオルを持ちます

  3. ゆっくりと頭の上まで持ち上げます

座って頭のてっぺんまで腕が上がらない場合は横になって行いましょう


テーブル拭き動作


  1. テーブルの上にタオルを置き、両手を乗せます

  2. 両手を前に伸ばします

  3. ゆっくりと元の姿勢に戻ります


壁を使った腕の上げ下げ


  1. 壁に手をつき腕を天井の方に伸ばします

  2. ゆっくりと元の姿勢に戻ります


痛みがある場合は無理に行わず、

痛みの出ない範囲で運動を行いましょう。


今回ご紹介した運動の他にも運動方法はたくさんあります。


お身体にあった運動方法を選択するようにしましょう。


運動方法については、担当のリハビリスタッフや専門家(理学療法士、作業療法士、柔道整復師等)に相談しながら行うようにしましょう。




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