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【転倒しても慌てない!〜起き上がりのコツを解説〜】



こんにちは。ストロークジムです。


突然の転倒・・


ご本人はもちろん、周りの人もびっくりしますよね。


とくに、脳血管疾患後遺症で片麻痺のある方が転倒して起き上がれずにいると、焦って起こそうとしたくなりますが、基本的にはそんなに焦らなくても大丈夫です。


(明らかに無理のある体勢になってしまった時は、なるべく速やかに、安楽な姿勢に直してあげましょう。)


今回は、片麻痺の方が転倒してしまった場合の立ち上がり方法などをお伝えします。


もちろん、麻痺の程度や身体機能には個人差がありますので、あくまで参考にしてもらえると嬉しいです。


【ご自身が転倒してしまった場合】


まずは、落ち着いて呼吸を整え、手足の動きは普段通りか確認しましょう。

問題なけれは、麻痺のない方の手で体を支えながら、ゆっくりと床すわりの姿勢まで上体を起こしてきます。


手をつく位置はその場でも、体幹の反対側でも構いません。また、起き上がる時に体が横向きになっても大丈夫です。


床すわりになった後、麻痺のない側の足を曲げて膝を外側に倒し、そちらに向きを変えるようにして片膝立ちになります。


そこから立ち上がるのですが、近くに椅子やソファ、ちゃぶ台などがあるとそこに手をついてお尻を持ち上げやすいので、床すわりになった時に何か支えになるもののそばに移動しておくと良いでしょう。トイレの便座なども、椅子のように動いたりひっくり返ったりしないので安心です。


【ご家族が転倒してしまった場合】


まずは頭を打っていないか、受け応えはいつも通りかを確認した上で、転んだ姿勢からいきなり立位にしようとせず、まずは座ってもらいましょう。


椅子などがあれば近くに持っていき、まず体を起こして床すわりの状態にし、椅子の座面に手をついてお尻を浮かし、その椅子に座ってもらいます。


介助する時は、お尻や体幹を持ち上げるお手伝いが効果的な場合が多いですが、体格差などでそれが難しいこともあります。そんな時は手を引っ張ってあげるのも良いでしょう。この時、上に引っ張り上げたくなりますが、転倒した人の重心を前方に移動させるつもりで引っ張るとお尻が持ち上がりやすくなります。


いずれの場合も、「立位ではなく、まずは床すわりに」「台になるものに手をついて座位に」「座位から落ち着いて立ち上がる」という手順を踏んでみてください。


そして、抗血小板薬や抗凝固薬などのいわゆる「血液サラサラのお薬」を飲んでいる方は、ちょっとした内出血でも血が止まりにくい傾向にあります。軽くだとしても、ぶつけた箇所はその場で確認しておき、できれば30分〜1時間後にもう一度確認してあげると良いでしょう。特に麻痺側をぶつけた場合、感覚が鈍っていることが多く、後から腫れてきたとしても本人が気付きにくい場合もあるので注意が必要です。


ストロークジムをご利用の方で、ご自宅などで転倒してしまった場合には、リハビリにお越しの際に教えてください。どんな状況で転んでしまったなども教えていただけると、一緒に原因を考えたり、再発防止に向けて自主トレメニューの追加や、生活環境の調整などもご提案できるかもしれません。


また、「自分が転倒してしまった時の起き上がり方を教えて欲しい」という方も、実際に指導していきますのでご相談くださいね。


ストロークジムでは、

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