障害福祉サービスを知ろう!自立訓練(機能訓練)とは!?―サービス内容編―
- strokegym
- 3月6日
- 読了時間: 4分
更新日:3月31日

障害福祉サービスって知ってますか?
以前ブログ(リハビリに関わる制度を知っていますか?医療保険、介護保険、障害者総合支援法について)でも簡単に障害者総合支援法についてご紹介しました。
今回は障害福祉サービスにはいくつか利用できるサービスがありその中でも自立訓練(機能訓練)というサービスの“サービス内容”、“申請方法”、“プログラム”、“施設を選ぶコツ”の4部に分けて詳しくご紹介していこうと思います!
初回ではどんな人が利用できるのか、どんなことができるのかの“サービス内容”についてご紹介していこうと思います!
目次
自立訓練(機能訓練)とは?
自立訓練(機能訓練)は、障害や病気の影響で生活に支障を感じている方が、もう一度自分らしく暮らせるようサポートする障害福祉サービスの一つです。
これは、障害者総合支援法に基づくサービスで、身体機能や生活能力の向上、就労に向けた土台作りを目的としています。
例えば、
脳卒中(脳梗塞/脳出血)の影響で歩きにくくなった方が、再び歩けるように練習する
呼吸器の障害により一人で着替えたり食事をすることが難しい方が、自分でできるように訓練する
脊髄損傷の影響で外出や社会参加が不安な方が、自信を取り戻せるようサポートを受ける
このように、一人ひとりの状態に合わせたトレーニングを行い、より良い生活が送れるよう支援します。
どんな人が利用できるの?
自立訓練(機能訓練)は、以下のような方が対象になります。
1. 病気や障害による生活のしづらさを感じている方
脳卒中の後遺症がある方(手足の動きが不自由、歩行が不安定など)
脊髄損傷や神経系の疾患がある方(手足の麻痺、感覚障害など)
関節や筋力の低下がある方(加齢や骨折後の影響で日常動作が難しい)
呼吸器疾患や心疾患などの内科系疾患により制限がある方(内科系疾患によりサポートが必要)など
2. 生活の幅を広げたい方
「家にいる時間が増えて、外出の機会が減った」と感じる方
「仕事復帰や社会参加に向けて準備したい」と思っている方
「一人暮らしを続けるために、家事や移動のスキルを上げたい」方など
3. 対象となる年齢
自立訓練(機能訓練)は、主に18歳以上65歳未満の方 を対象としています。
ただし、65歳以上の方でも、障害福祉サービスとしての利用が適切と判断されれば対象になることがあります。
また、18歳未満の方は、児童福祉法に基づく別の支援制度を利用することになります。
このような方が、身体機能の改善や生活スキルの向上を目指して利用されています。
どんなことをするの?
機能訓練の内容は、利用者の状態や目標によって異なりますが、主に以下のようなトレーニングを行います。
1. 身体機能を向上させる訓練
歩行訓練(屋内・屋外歩行、階段昇降など)
筋力トレーニング(下肢筋力強化、バランス訓練など)
柔軟性向上ストレッチ(関節可動域を広げるための運動)
2. 日常生活の動作を練習する訓練
着替え、トイレ動作の練習(衣服の着脱、適切な座り方・立ち上がり方など)
家事の練習(料理、洗濯、掃除の方法など)
買い物や外出の練習(お金の管理、バスや電車の乗り方など)
3. 社会参加を支援する訓練
コミュニケーション訓練(会話の練習、対人関係の構築)
趣味活動のサポート(生け花、絵画、軽スポーツなど)
仕事復帰を目指す支援(就労準備、作業訓練など)
このトレーニングに加え、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師などの専門家が必要に応じて個別リハビリを行います。
また、目標に向けたリハビリのプランについてはリハビリの専門家と一緒に【サービス管理責任者】という専門資格のスタッフが利用者と相談しながら決定していきます。
※サービス管理責任者とは
個別支援計画の作成、他の事業所や専門職との連携、損暖援助など様々な職種との連携、事業所スタッフへの技術指導などをする専門スタッフのことを言います。
障害者総合支援法により、障害福祉サービス事業所ごとに配置基準が定められています。
次回は「どうやって施設を利用するのか?」など申請方法について詳しく解説します!
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